冷凍庫の霜取り

  • 冷凍庫の内壁の霜が大きくなって、いよいよ冷えなくなってしまった。英国の冷蔵庫はいまだにフロストレス機能がないので、半年に一回ぐらいは自分で霜取りしなくちゃいけないのだ。多分、「便利を実現するための技術開発」ってことにあまり関心がない(ユーザが求めていない)のじゃないかと思う。こっちの日本の最新の冷蔵庫見たらハイテクで驚くに違いない(でもその場で驚くだけで、「欲しい」ってあまり思わないんだろうな)。
  • というわけでアサインメント締め切りを翌日に控えた状態で「霜取り作業」をしなきゃならなかったんだけど、日本でも子供の頃家にあった古い冷蔵庫の記憶があるぐらいで自分で霜取りなんかやったことない。『地球の暮らし方』を見てもこんなことまでは載っていないので、ネットで調べる。狙いは誰かのブログ。必ず同じような経験をして、それを日記に書き残している人がいるはずなのである。この予測は当たって、無事霜取り方法を知り、完了することができた。要は中身を全部出して電源を抜き、解けるのを待てばいいだけなんですね。
  • ブログ社会の効用はこんなところにもある。ブロガーによる「少し変わった経験」や「日常生活での問題解決」などの細かい記録の集積が、「お役立ち知識のデータベース」にもなるのだ。この自然発生的ナレッジ・マネジメントに、僕もこの日記で貢献できるよう細かく情報発信していきたいと思う。「事実・実体験の記録」にこそ価値があるのだ。