2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

リピーターになりたくなるサービス

昨夜は夕食時に缶ビール2本と白ワインでホロ酔い気分となり、機内プログラムのジャズや寄席を聴きながら気持ちよく眠りに就いた。ユウは映画『アイス・エイジ2』や懐かしの「トムとジェリー」に夢中でなんとか退屈せずに過ごしている。ナオも機嫌よくしてい…

離陸まで

タクシーは約束の午後1時よりちょっと早めにやってきた。車はメルセデスのバンで後席が2列あるので広々としていて快適である。会社の名前("Andrew's Airport Service"だっけ?)から個人タクシーだと思っていたが、助手席に息子さんらしい小学生の男の子が…

いよいよ出発日

パッキングや帰国中の段取りやなんやらで、就寝は4時過ぎになってしまった。一時帰国できることになって家族との「しばしのお別れ」は8月16日まで延期されたが、家族の引越し荷物を引き渡して撤収モードに入った後は、どうしても寂しさが漂ってしまう。この…

「原点」でのフェアウェル・パーティー

今日は、ElianaのB&B(朝食付きイギリス風民宿)"Amberley Guesthouse"でのパーティーに招待されていた。このパーティーは、僕の家族の送別会として計画してくれたもので、他の家族も呼んでわいわいリラックスして楽しみましょう、ということであった。一時…

高校野球!

夏の高校野球が盛り上がる季節になってきた。高校野球は甲子園の本番も面白いが、予選終盤、都道府県大会の代表が続々決まっていく時期というのもファンには応えられない。特に自分の出身県の状況は気になるもので、イギリスにいてもついつい朝日新聞のサイ…

ニホンのサービス業

この日記では「イギリスのサービス業が日本に比べていかに不親切で非効率か」ということをたびたび書き散らしているが、本日の愚痴の対象はニホンのサービス業。天下のN●Tである。 日本を離れるとき電話は休止して、Bフレッツも止めてきたので、帰国に当…

ロンドンあれこれ

昨日、日本大使館から僕とKumi宛にそれぞれ同じ郵便物が届いた。日本の免許証がDVLAから返却されてきたので取りにくるか、返信用のSpecial Delivery封筒を添えて郵送を依頼してほしい、とのこと。返却は3〜6ヶ月かかるという話だったので間に合わないと判断…

ユウのお泊り

ユウは学校が終わる前から「Ladaにいつ遊びにきてもらおうか」とそればっかり毎日繰り返していて、ようやく昨日実現してやることができた。Ladaというのはユウのクラスメートのチェコ人の女の子で、学校に入った頃からユウに親切にしてくれて、ずっといちば…

不動産屋の仁義なき戦い

"我が家"の値段が気になっていた。大家さんのWard夫妻が売りに出していて、時々不動産屋のM社が購入希望者を見学に連れてくるのだが、僕自身はまだ広告を見たことがなくて、大家さんに聞くのもはばかられて(「君、買うかい?」と言われそう)そのままになっ…

いよいよ第一次撤収

まだまだだと思っていたのだが、家族の帰国がいよいよこの日曜日に迫ってきた。もともとは家族だけで帰国させて僕はイギリスに一人居残る予定だったのだが、卒論の調査でどうしても日本に帰る必要が生じたため、いっしょに一時帰国してお盆開けに単身でイギ…

矢祭町の試み

ちょっと前に新聞社のニュースサイトでこんな記事を見つけた。 7月18日付毎日新聞http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060718k0000m040128000c.html 福島・矢祭町:新設図書館の本、寄贈呼び掛け全国の自治体に先駆け「合併しない宣言」をした福島県…

魔の六面体

ちょっとだけ卒論の気分転換のつもりで始めた「ルービック・リベンジ」。完全に「どつぼ」にはまってしまった。これはルービック・キューブの発展版で、元祖が「3×3×3」だったのに対してこちらは各辺が「4×4×4」に分割された六面体。混ざり方の組み合わせ数は…

ややこしい話

運転免許証の話である。もともと渡英したときには日本で作った「国際運転免許証」を持参してきたのだが、これは有効期限が1年しかないので滞在が1年を超える僕たちはイギリスの免許証を取得する必要がある。これは、DVLAという役所へ行って日本の免許証をイ…

いま、レバノンで起こっていること

この写真とメッセージは、サウサンプトンのある日本人の方(僕の友人)宛てにレバノン人の知人から送られてきたものです。オリジナルメッセージの趣旨を尊重し、写真もメッセージもそのまま転載させていただきます。メッセージはさらにその友人のジャーナリ…

日本の社内ベンチャーは・・・?

今、Dissertationの最初の山場を迎えている。"Literature Review"(研究トピックの先行研究の要約と論評)に悪戦苦闘を続けているが、原稿はなかなか進まないものの、学術論文を片っ端から読むうちにどうにか全体の構想が頭の中に出来上がってきた。そこで、…

久々の更新

Dissertation(卒論)と格闘している間にブログも更新できないまま一週間が過ぎてしまった。コメントをいくつかいただいているのにご返事もできていません。申し訳ござませんm(__)m。例によって、日付を遡って日記を埋めていきます。

スイカ割りとお子様サッカー

イギリスは今、一年で最も美しく、気持ちのよいシーズンを迎えている。「名物」の雨があまり降らず、毎日カラッとしたお天気。日差しはけっこう強いけれど気温は30度に達する日は少なくて、湿気がないので家の中や日陰にいれば涼しいぐらいなのである。日が…

売り家につき・・・

住居の件ではすったもんだしたが、最終的には大家さんのWard夫妻が、この家を売却することに決めたので、8月以降も引き続き住んでよいことになった。当初の計画では、8月に家をリフォームするので入居1年を過ぎたあと契約を更新せずに出て行ってほしい、とい…

引き篭もりの日々

僕の目の前に、プリントアウトした学術論文の山が積み上がっている。紙とスペースの節約のため、表裏に2ページ分ずつ印刷したので、見た目以上に内容は膨大なのである。これだけの文献を全て読むのは不可能だが、得意の流し読みで絶対に必要な文献と必要な情…

今日で1年

去年の7月12日に僕たちはSouthamptonの町にやってきた。イギリス生活のことは何一つ知らず、英語もろくに話せない。タクシーで仮住まいのホテル"Amberley Guesthouse"の前に降り立ったとき、大げさでなく未知の世界に放り出されたような感覚があった。 そし…

それぞれの夏

Robが日本へ旅立ってもう1ヶ月。彼はサウサンプトン大学のORC(Optoelectronics Research Centre)の博士課程に属する学生で、この夏の交換プログラムで、つくばの産業技術総合研究所で研究に従事しているのだ。専門分野は「光磁気ディスク」で、ブルーレイ…

駐車場問題

居住地での駐車場確保の問題ではなく、「狭い一時利用駐車場」の話。立体駐車場などの狭いスペースに停めるとき、隣の車は大きな問題である。日本においては「黒塗りのベンツ、スモークガラス付き」なんていうのは絶対に避けたいところである。僕の大学時代…

ノッティングヒルへお出かけ

昨日はロンドンのノッティングヒルにある「ポートベロー・マーケット」へ家族で出かけた。帰国直前駆け込み家族サービスの一環で、先週は子供向け(水族館)だったので今週はKumiの順番。ポートベローにだけは帰国前に一度行ってみたいと言っていたので。 電…

TVライセンス続報

8月からのTVライセンス料はとりあえず払って、面倒くさいがあとで不使用期間の払い戻し手続きを行うことにした。支払い方法について、年間一括のほかに、銀行引き落としの場合は月払い、四半期払い、半期払いがあり、カード払いの場合は四半期払い、半期払い…

殿様商売

イギリスでの生活が1年を超えると、いろいろ更新しなきゃいけないことが出てきてとてもめんどくさい。高々あと3ヶ月ちょっとのことなのに、こういう類のこと(各種契約)については杓子定規な国なのである。最大の懸案であった住居については先日大家さんと…

テロから1年

今日7月7日はロンドンの地下鉄・バス同時爆破テロからちょうど1年である。勉強が忙しくて(ワールドカップ以外は)テレビなどほとんど見ない毎日が続いているが、今日はニュースを見てみようと思う。追悼行事などは行われるのであろうか?ついでに1年前の日…

若いって・・・羨ましい!

渡英から間もなく丸1年。僕にとっても家族にとってもこの初めての外国生活は本当に貴重な経験で、これからの人生にきっといい影響をもたらしてくれたと思う。では「英語」についてはどうか。 渡英前の僕の英語力は「無謀」なレベルであったと思う。TOEICは世…

一歩だけ前進

今日は自室に引きこもって、論文読みを進める。外は今日も快晴で暑い。連日30度を超えているようで日本の夏並みだが、湿度が低いので日陰に入ると涼しくて気持ちがいい。昼ごはんの冷たい茶そばが美味しかった。午後から図書館に行こうと思っていたが中途半…

調子が上がらない・・・

「寝過ぎ」で調子が悪い。僕は短眠体質なので、4時間睡眠が数日続いても翌日6時間眠れば回復する、という人間なのだが、逆に7時間以上眠ってしまうと頭の働きは鈍くなるし(頭痛まではいかないがだるさを感じる)、酸素不足になるのかさらに居眠りを呼んで「…

歴史ミステリーの醍醐味

「今さら」の『ダヴィンチ・コード』。Kojiから借りていた文庫本の上中下巻を一気に読了した。キリスト教世界の人から見れば「宗教」が題材なんだろうけど、僕には(日本人には?)「歴史ミステリー」と考えたほうがしっくりくる。映画は見ていないが、パリ…