イタリア一人旅(1日目)−(2)Gatwick空港へ

  • Sadieとその息子Jeremy(5歳)に見送られて10時過ぎに家を出る。まず大学の図書館に寄って、パスポートとクレジットカードのコピーをとった。最近の紛失事例の記憶が新しいため、念のため。大学のバス・インターチェンジからNational ExpressでとりあえずHeathrowに向かうのだが、ここで久しぶりにLindaに会った。彼女は台湾人で僕と同じSchool of Managementに同時期に在籍していて、沖縄留学経験があるのでカタコトの日本語で会話が可能である。彼女が日本語を話したがるので、彼女が詰まったときやこちらの話す日本語の単語が理解できなかったときだけ英語でフォローする。これからスイスへ旅行し、一旦ロンドンに戻ってきてから帰国するのだそうだ。スイスはEU非加盟の独自路線(観光立国)なので、台湾人もビザ不要なのである(日本人はその点、2日前まで行く先を決めなくても大丈夫なのでありがたい)。Heathrowでは30分の待ち時間があり、待合室のCafe Neroで軽い昼食を取る。スープとホットサンドにしたがこれが美味かった。イギリスでの軽い食事はイタリア系に限る!
  • GatwickのSouth TerminalでCoachを下車し、さっそくeasyJetのカウンターでチェックイン。巨大空港Heathrowに比べると小規模なローカル空港、という感じだが、それでも南北2ターミナルを持つロンドン第2の大空港である。どちらかというと国際線でも短中距離中心の空港なのではあるが。手間が無いので荷物は機内に持ち込んでしまおうと思って可否を聞いたらOKとのこと。テロ対策のため「液体は入ってないですよね」と確認されたが、即時に「No」と返事した。ユーロへの両替を済ませて出国手続きの列に並んでいるときに、荷物の中に「歯磨き」「ヘアジェル」「コンタクト保存液」が入っていることに気付いた。あちこちに張り出されている注意書きを見ると、これらの品々も機内持ち込みご法度となっている。しまたなあ!今から戻って預けなおそうかとも思ったが、「けっこう検査はいい加減」だという情報(id:hrkue情報)も聞いていたので、素知らぬ顔で通してみることにした。うっかりポケットに残っていたコインが金属探知機に引っかかったが、荷物のほうは問題なし!なんだ、やっぱりチェック甘いじゃないか!テロ対策、大丈夫か(笑)!。免税店では電気屋のDixonsで1GBのSDメモリーカードを買い、写真対策も万全。
  • easyJetを利用するのは実はこれが初めて(MBAの戦略論のグループアサインメントの題材がLufthanzaだったので、そのときにこのローコスト航空会社についてはかなり調べたのであったが)。「自由席」の飛行機に乗るのも初めてで新鮮。充分に快適である。そのうち米Southwest航空にも乗ってみたいと思う。隣席の男性は顔立ちはどう見てもイタリア人なのだが、英語の発音などはイギリス人。どっちなんだろうか?