ルフトハンザの「差別化戦略」

  • 午後3時から"Managing Strategy"のグループ・ミーティング。大学の施設が全て休みなので、パブ"The Stile"に集まる。初稿は既におとといのうちにメールでメンバーに送ってあったのだが、あれからもう少し参考文献を読んで、原稿の手直しなどしていたら時間ギリギリになってしまった。他の人の原稿まで読んでいる時間がなく急いでプリントアウトだけしてパブへ向かう。
  • Salemは家庭の事情で欠席。Timには火曜日に会っているが他の3人と顔を合わせるのは久しぶりである。打ち合わせの最中から、Tim、EricおよびManabuさんの3人はビールをやりはじめたが、僕はこの後家族で別のパブへ行くので大人しくカプチーノ
  • 前半でルフトハンザを取り巻くビジネス環境および今後10年を見据えたルフトハンザの戦略的課題を論じ、後半で3つの戦略を提示した上で1つを選択して提言するという構成。僕は前回の議論で方向性を決めた3つの戦略のうち、「差別化戦略」を担当していた。アイデアは持っていて比較的短時間でまとめることができたのだが、そのアイデアは、僕が乗客として常々思っていたことをニーズとして一般化したものである。「差別化」というとUAEエミレーツ航空などがとっている高級路線も考えられるが、僕の提案は、「普段エコノミークラスを利用する大多数の顧客層をターゲットとした差別化」である。顧客と言っても、短距離客と長距離客があり、目的も大別してビジネスと個人的旅行に分けられる。それぞれに差別化は考えられるが、ロープライス航空会社との競合回避を念頭に置いたときターゲットとなるのは「長距離の旅行客」である。具体的な提案内容についてはまた後日!