義父母の帰国

mi-san20042006-04-16

  • 昨晩は義父母滞在の最後の夜だったので、The Common(中央公園)の横にあるパブ"Cowherds Inn"へ出かけた(そのために、グループミーティングでは飲んでいる3人を横目にカプチーノで我慢したのだ)。いつも混んでいる人気のパブだが、幸い適度に空いていて、6人分の空席もすぐに見つけることができた。
  • このパブは雰囲気がよく(客層が上品)、従業員がフレンドリーでマナーがよく、(外見よりもずっと)広くてキャパシティーがあり、料理もまあまあ美味しいので日本人会のパーティーではいつも使っているのだ(子供も可なのでありがたい)。
  • 義父は初めてのパブだったが、落ち着いていてかつ楽しい雰囲気をたいそう気に入ってくれた(「本当に楽しかったよ。もっと早く行けばよかった」と喜んでくれた)。英国のパブ(Public House)は文字通り人々の気楽な社交場で、日本では「英国版居酒屋」のように思われているかもしれないが、「居酒屋」であり「レストラン」であり「喫茶店」でもあるのだ。昼間にお年寄りが何人かでビールを楽しんでいる光景もよく見られるし、カウンターの前で立ったまま飲んでもいいし、都度精算なので20〜30分だけ軽く飲んで帰ってもいい(日本で居酒屋に行くとそうはいかない)。昼食にも来るのも一般的である。喫茶店的に打ち合わせに使ったりもできる。お酒を飲む場所ではあるのだが、日本の居酒屋みたいに大騒ぎする集団などいない(若者が騒ぐ場所は別にある)し、あまり酔っ払うまで飲んだりしない。義父はそういうところが気に入ったのかな、と思う。あまりお酒を飲める人ではないのだが、いろいろな種類のビールを試してみたい、というリクエストに応えて、ハーフパイントで4種類をいっしょに飲んだ("Old Speckled Hen","Bass","6X" と"Erdinger")。
  • 2週間が経つのは早かった。Kumiと2人で考えていたスケジュールの半分も実行できなかったが(BathやSalisburyに行けなかった)、ツアーでは体験できない普段のイギリス生活を垣間見てもらうことができたのはよかった。義母曰く「食事がまずいって聞いてたけど、そんなに悪くないじゃないの。生活も便利だし」、Kumi「それは私たちが生活を築き上げて、段取りした後に来たからよ!」。
  • 2週間前は僕が一人でヒースロー空港まで迎えに行ったが、見送りは全員で。渋滞もなく1時間ちょっとで着いてしまった。ナオはまだよく分かっていないが、ユウは別れが辛そうであった。