日本代表散る

  • 夕食後、Blue Star Busでシティーセンターへ出て、Oxford Streetまでぶらぶら歩き、"The Grape"へ。試合開始直前になったが、僕以外には5人の若者が同時に来たぐらいで日本人には珍しく集まりが悪い。ちょっとしたらid:hrkueさんが来たのだが彼女は「7時に来たら誰もいなかったんだもん」と出直してきた模様。気合が入ってますね。キックオフ時の応援はそのメンバーで。
  • 玉田の先制ゴール。ブラジルから1点をもぎ取った。日本人応援団は自然と飛び跳ねて大歓声、周囲のイギリス人からもエールの声援が飛ぶ。1点取れたのだからひょっとしたらもう1点取れるかも。クロアチアが1点先取の途中経過が入る。頼むからそのままのスコアで終わってくれ。ワンチャンスをものにした後は、ほとんど自陣に攻められっ放しだが、ディフェンス陣がよく動いてことごとくブラジルの得点を阻んでいる。前半終了間際まではいい夢を見せてもらうことができた。
  • ロナウドのロスタイム終了間際の同点ゴールは完璧すぎて、この時点で「格の違い」のようなものを見せ付けられた。後半は実力差どおりの展開で、朝青龍に胸を借りる新十両松坂大輔と対戦する甲子園球児、羽生善治と平手で対局するアマ強豪みたいなもんであった。3-1の時点で、野球ですら、ランナーを貯めて満塁ホームランが必要な状況になってしまい万事は休した。
  • 負けはしたものの、大勢の仲間が集まって、大声を出しての応援は爽快だった。やっぱりサッカーは本場で見るのが楽しい。ワールドカップの年にイギリスに滞在できたのは本当に幸運であった(ドイツへ決勝トーナメントを見に行けるD氏はさらに羨ましい!)。決勝トーナメントはお世話になった国、イングランドの40年ぶりの優勝を期待して応援したい(オーウェンのケガは痛い!)。