夢のレゴ王国(1)

mi-san20042006-06-17

  • 家族の帰国まで1ヶ月半となり、これからの週末は駆け込み家族サービスで忙しくなる。今日は朝から"LEGOLAND"へ。レゴブロックでお馴染みのLEGO社が経営するテーマパークで、デンマークアメリカ、ドイツとここイギリス・ウィンザーの4箇所にある。以前に日本誘致計画があり幕張に作られる予定だったのだが、不況下で出資企業が集まらず、中止になったそうだ。残り少なくなったイギリス生活で、他にも行きたい場所はあるのだが、子供優先になってしまうのはやむを得ない。ユウもナオもレゴブロックが大好きなので、ここで遊ぶのをずっと楽しみにしていたのだ。
  • レゴランドウィンザー城を遥かに見下ろす広大な丘陵地に作られている。イギリス人の休日は朝が遅いので早めに行って混雑を回避する作戦。8時40分頃に家を出て、高速道路M3を順調に北上し、M3を下りて緑陰の道を快適に走る。「上流階級の社交場」アスコット競馬場の横を通り過ぎ、開園の10時直前に駐車場に到着。駐車場の広さに驚く。こんなに大きな施設だとは知らなかった。
  • チケットは大人29ポンド、子供23ポンド(3歳未満は無料)とお安くないが、Annual Pass(1年有効券)は、制限つきなら2回、無制限でも3回で元が取れるので割安である。僕たちは今回の訪問が最初で最後と思われるので当然1日券。今日も暑くて日差しが強い。全員日焼け止めを塗って、子供たちには帽子をかぶせ、僕はサングラス。入り口でもらった地図を見ると、広いし、アトラクションが多くてとても一日では遊びきれない。近くに在住の人はAnnual Passをけっこう利用しているのかもしれない。レゴのテーマパークなので、飾られている人形の類や案内板の「文字」も全てレゴブロックで作られている。
  • レゴランド内はテーマ別にいくつかのゾーンに分かれていて、乗り物中心の「遊園地的」エリア、アスレチック的遊具や水遊びができるプレイエリア、ブロックや他の材料で造形を楽しむことができる教育的エリア、そして圧巻の「ミニランド」!。まずはミニ鉄道(Hill Train)で乗り物のエリアへ移動し、ユウと僕だけで「Pirates Falls」(ボートで川をめぐって、最後に滝を落ちるやつ)に乗る。シートベルトがないので(ユウが大丈夫かどうか)ちょっと心配だったが、両手で手すりを固く握らせて無事落下完了(?)。いつもは顔にシャワーの水がかかるのも嫌がるユウだが、今日はTシャツやズボンが濡れても「楽しかった!」。ディズニーランドと同じく、出口で「落下の瞬間写真」を販売していて、買う羽目になってしまった。うまいこと入場料以外に金を使わせる仕組みになっている。次は「砂金採集」(Gold Wash)。長い水槽の底に溜まった砂を「篩い」で救って、金の粒を少しずつ集めて、最後に返しに行くと「金メダル」と交換してくれる仕組み。単純な遊びなのだがユウもナオも夢中に。ユウは貰ったメダルを誇らしげにずっと首から提げていたが、まだまだ可愛い。
  • お昼はお握りのお弁当。プレイエリア近くの屋外テーブルが運よく空いていた。鴨が二羽ひょこひょこと歩いていたが、ナオが追っかけまわしたら飛んで逃げていってしまった。