いよいよ帰国準備へ

mi-san20042006-06-16

  • 午前中に、日本通運ロンドン引越しセンターのKさんが引越し見積もりに来訪。「見積もり」というよりは、「海外からの帰任に関する準備、手続き、注意事項」などの説明が主体。僕自身は10月頭ぐらいまで滞在する予定だし、まだ大仕事(卒論)が残っているのでとても帰国という気分ではないのだが、7月末で先にイギリスを去る家族にとっては、もう直前モードなのである。去年日本からイギリスへ荷物を送ったときに比べたら書類関係も遥かに簡単だし、何より気が楽である。初めての海外生活、初めて訪れる国で新しく生活を始めるために、とにかく安心のためにいろいろなものを準備した(最後まで不要だったものも多数・・・)。イギリス生活経験者に話を聞いたり、『地球の暮らし方』などの生活ガイドブックを熟読したり、サウサンプトン在住者の掲示板を発見していろいろ質問したり。でも結局、細かい生活習慣の違いや社会制度・仕組みの違いなどは、実際に生活して苦労してみて初めてよく理解できたのであった。その点今回は勝手知ったる場所へ帰るわけだし、急がないものは船便で送る余裕もあるし、住む家もあるし(イギリスに来たときは住む家がなく、ホテル暮らしが18日間続いた)、そう考えると、あのときの緊張がとても懐かしいものに感じられる。
  • 家具類もそろそろ売りに出して、生活の縮小に入ろうと思う。リビングのソファーやコーヒーテーブルは一人暮らしには不要なので、これは8月に入ったらすぐに売ってよい。テレビは床にごろ寝して見ればいいのだ。ダブルベッド2つも不要である。僕は義父母が来たときに使った客用のマットレスで寝る。ダイニングセットだけは最後まで残しておきたい。勉強机で食べる食事はあまりにも侘しいから。懇意にしている(というか最初に18泊した)"Amberley Guesthouse"のオーナーElianaから、知人のポーランド人の家族が中古の家具を探しているので、値段を提示してほしいと頼まれていた。デジカメ写真を撮って、希望額を入れた即席のビラをWordで作ってElianaにメールした。そんなことをやっていたら英国を離れる日のことを思って、またちょっと感傷的になってしまった。