徹夜党の党則

  • いよいよ試験前日となったが、朝の時点で準備の進捗は「50%」というところである。広い試験範囲の中で、「多分これが出るだろう」というある程度の目星は実はついていた。すなわち、講師のMirela(18日に対戦するクロアチア人)が講義中に「重要だ」と強調して時間をかけた部分である。Mirelaが出題するのは3題で、うち2問を回答する必要があるので、(リスクを冒さないのであれば)下記の範囲の中から1つしか切ることができない。もう1問はJohn Powell&John Martiの共同出題なのだがこれを選ぶリスクはそれこそ冒せないので、必然的に下記から選ぶことになる。
    • Strategy Formulation Theory(戦略策定論の各学派の特徴)
      • Design School(デザイン派)
      • Planning School(計画派)◎
      • Positioning School(ポジショニング派)
      • Entrepreneurial School(起業家派)
      • Cognitive School(経験論派)
      • Learning School(学習派)△
      • Power School(政治力学派)
      • Cultural School(組織文化派)△
    • Core Competences(コア・コンピタンス)△
    • Shareholers Value Analysis(株主価値分析)○
    • Strategic Choice(戦略の選択)
    • Strategic Change(戦略の変化)
    • Balanced Scorecard(バランス・スコアカード)×
  • 「Plannning School」と「Shareholders Value Analysis」はどう考えても「鉄板」の固さなのだが、仮に無印の大穴が3問来たりしたら目も当てられない。昨年度の過去問では、Strategy Fromulationから3種の学派についての論述が求められたので、今年も同じパターンが出るとすると、全部押さえておく必要がある(しかも去年出たものが今年は出ないとは限らないのである)。ちなみに昨年は「Planning School/Entrepreneurial School/Power School」と「Strategic Change」「Strategic Leadership」。その意味では「Planning School」は去年出ているのだが、僕はそれでも今年も出される、と読んだ。読んだのだが、他を切れないので泣く泣く途中で切り上げて広く薄く。予測問題に対する解答の文章を下3つ以外は全て作った。これを頭に叩き込むためにひたすら音読を繰り返す。自分で準備できなかったものは日本人勉強会で、Manabuさん、Yoshi、Kojiが作ってくれた資料を覚えるしかない(もちろん自分が作ったものは提供した)。今夜は早く寝て体調万全で本番を迎えたかったのだが、間に合わなかった・・・。党則遵守−−−徹夜党党首の面目躍如である。