「完全主義」のワタシ

  • 当初の目論見では、土曜日中にほぼ原稿を書き上げて、日曜日は見直しと修正、添付物(後述)の完成という余裕のスケジュールを考えていた。この前3日間で3000語書いたんだから(プロジェクト・リスク・マネジメント)、金土の2日あれば1000ぐらい楽勝だろう、という読みである。
  • ところがこの読みは(予感はあったのだが)残念ながらはずれた。どんな内容で攻めるかは概ね頭の中に出来上がったのだが、いざ文章を書き始めると文章の論理構造にこだわったり、参考文献の使い方を試行錯誤したり、今度はまたしても「完全主義」のクセが頭をもたげてきた。時間がないことが分かっていても、「やるべきこと」が分かっている限りぜ〜ったいに手を抜くことができないのだ(例え眠る時間を失っても)。ギリギリまで気合が乗らないくせに、いざ始めると妥協できない完全主義。本当に始末に終えない性格ではある。
  • "Managing Human Resources"のアサインメントはユニークな構成になっている。先月末に提出したグループ・アサインメントは、実際の会社でのOrganisation Development(組織開発)の事例を調査した上で、学術的フレームワークを用いて分析、評価のレポートをまとめる、というものであったが、今回の個人アサインメントは、自分たちのグループワークそのものを題材として「チームもしくはグループ」についての考察を短いレポートに仕上げる、というものなのだ。グループワークの分析、考察とともに学術的側面からのサポートが必須であり、これが昨日の日記にある「Literature Review」の苦闘につながっている。
  • アサインメント本文とともに提出しなければならないのは、グループワークの活動記録である「Team Diary」と、自分以外のグループメンバーを一人ずつ評価するアンケートである。これらを含めてわれわれのアサインメントが講師(Dr Nicholas Clarke)の今後の研究材料に使用されるであろうことはほぼ疑いない。研究に貢献するのだからせめて点数ぐらいは甘く付けてほしいところだが、人間観察家のYoshiによれば「曲者」だそうなので、まあ余計な期待はしないほうがいいだろう。