季節感と距離感

  • サウサンプトンはすっかり春である。桜も散って新緑がまぶしい季節も間近である。ここのところ毎日天気もいいので昼間はポカポカと気持ちがいい。昨日、ミーティングに向かう途中でグループメンバーのMartinに会っていっしょに歩いていったのだが(彼は40マイルほど離れたところに住んでおり、昨日は買い物に行く奥さんに送ってもらって、ちょうど車から降りたところに僕が現れたという状況)、Martin said「いい気候になってきたな。もうSummerみたいだ」。いくらなんでも夏ってことはないだろう、と思ったが、イギリスの夏は日本と違って爽やかなので、彼らの感覚だと夏とそれほど変わらない陽気なのかもしれない。そういえば街を歩いていると半袖の人が目に付くのだが、これも信じられない光景である(気温はせいぜい15〜17度)。Kumi「皮下脂肪が厚いから寒さを感じないのよ」。
  • 昨日のミーティング時の雑談から。メンバーの1人がMBA修了後の就職先についてオーストラリアも候補に考えている、と言ったのに対し、「オーストラリアならHiro(僕)とかYoshiたちが日本にいるからいいんじゃないか」という声が。どうもイギリス人から見ると日本とオーストラリアって同じ地域内のご近所さんに思えるようなのである。うーん。確かにヨーロッパと比べれば多少は近いけど、距離感覚が大雑把だなあ。