Lufthansaの将来戦略は?

  • 今日から6日間は大学全体がイースター休暇に入ってしまい、一切の施設が使えなくなる。図書館が閉まること、昼食にレストランが使えないことと、スポーツセンターで泳げないことが問題である。
  • 昨日は"Human Resources"から頭を切り替えて、"Managing Strategy"のグループ・アサインメント、「独ルフトハンザ航空の将来戦略」に取り組んだ。内部・外部の環境分析と将来予測に基づいて、3つの戦略オプションを提示し、明確な根拠とともに1つの戦略を提案する、というものである。前回の打ち合わせで、「差別化」「コストリーダーシップ」「拡大」を3つの戦略として選んだ。僕の担当はルフトハンザが採りうる「差別化戦略」を論じる部分で、500語でまとめる。このアサインメント・グループは6人なので1人当たりの割り当ては少ない。
  • 航空業界は極めて競争が激しい業界であり、テロの影響や原油値上がりの逆風下で、アメリカの大手は軒並み破産法のお世話になっている状況だが、一方で新しいビジネスモデルで高収益を続けるSouthwest、ロープライスで顧客を拡大するeasyjet、新規参入でブランドを築いたVirgin Atlanticなど成功例も多い。ルフトハンザに関して言えば、倒産の危機から徹底的なリストラと全社的経営革新、戦略的提携(Star Alliance)の成功で、なかなかの好業績を上げている状況である。従業員のコミットメント醸成、教育システムにより築かれた信頼度の高いオペレーション、高品質の乗客サービスには定評がある(僕は乗ったことがないので顧客の立場では評価できないが)。
  • 成熟業界であり、もう出尽くした感のある顧客サービスだが、まだまだ未開拓の顧客ニーズがあるのではないか、というのが僕の視点。最初からアイデアを持っていたのでまあまあ順調に書くことができたが、メンバーの意見はどうだろうか。それに、とりあえず自分のアイデアだけで書き上げたので、Referenceを付けて理論や先人の調査によって議論を補強しなければならない。でも僕にはこのスタイルが向いていて、"Human Resources"のように先に理論を読み込んで...というのは面倒で仕方がないのだ。