プレミアリーグはMoney Leagueか?

  • Managing Operationsのグループアサインメントの初稿を徹夜で仕上げるつもりだったのだが、勉強部屋の床で眠ってしまい、熟睡もできずに朝を迎えるというお粗末な一夜を過ごしてしまった。これで試験前の貴重な時間をまた無駄に使い、いよいよ追い込まれてきたわけだが、僕はここからの土壇場の集中力には昔から自信を持っているので、無意識のうちにそういう状況に追い込まれるような行動をとっているのかもしれない(嘘。ただ計画性がないだけの話です)。
  • 早朝から寝不足の目をこすり、アサインメントを進める。僕の分担は"Summary of Findings" と"Conclusion"のパートで、要はメインのパートの要約と結論の文章を書くという役割である。目安は500語前後。アサインメントのお題は「定量分析」である。自分たちで適切なデータ収集を行って相関関係などを分析しレポートを1本仕上げる。「プレミアシップにおける各チームの財務状況と成績の関係」がわがグループのトピックで、主にチームの収入、人件費(選手の年俸が中心)、移籍金(他チームからの選手獲得費用)と勝ち点の関係を見出そうというのが主眼だ。
  • 結果には意外性はなく、ロシア人金持ちオーナーが有力選手を買い集めているチェルシーが2004-2005シーズンには大差の勝ち点で優勝していることを初めとして、わずか20チームのサンプルではあるが、概ねお金と成績の相関関係は「ある」という結論が統計的にも導き出せた。
  • 僕のパートでは、その結論を書くだけでは膨らみがないので、「今後可能な研究」として、シーズン比較、他リーグ比較、他スポーツ比較やマネジメント分野の分析、ポジション別分析などが可能であると提言した。一般的には金持ちチームは貧乏チームより強く、チェルシーはきちんと勝っているけれど、ワールド・シリーズに出られないニューヨーク・ヤンキースとか、Bクラス低迷の日本の某金満球団など例外には事欠かず、いろいろな定量分析を行うと面白い発見があるかもしれないですね。