屋根裏死体の謎

  • 我が家には屋根裏部屋がある。2階の天井に穴が開いていてフック棒を使ってふたを開けるとはしごが下りてきて上れる仕組みになっているのである。普段はいっさい使っていないが、たまに子供たちにせがまれて開放する。先日のパーティーのときJeremyが来ていたので3人の男の子のために屋根裏の冒険を企画した。
  • ところがフック棒でふたを開いたら天井裏から蜂の死体がたくさんバラバラと落ちてくるではないか。そういえば前回大家さんが来たときも同じようなことがあった。危ないので子供たちは行かせずに僕が蜂を掃除してくることにした。ここで不覚。まだ生きているヤツがいて親指の先を刺されてしまったのだ。蜂に刺されたのは小学生のとき以来。すぐに猛烈に腫れてくるのではないかと覚悟したが、針が刺さった部分が少々痛むだけで最後まで腫れることはなかった。死に掛けの蜂は刺すのが精一杯で毒までは注入できなかったのだろう。
  • なぜ蜂がたくさんいてしかもみんな死んでいるのか。どこかに蜂の巣があるのだろう。でも外に出られずエサが確保できずに死んでしまう?でも最初の蜂はどこから入ってきたのか。巣はどうやって作ったのか。幼虫はどうして育つことができたのか。入ってきたのなら外には出られなかったのか。謎は多いがまた刺されるとイヤだし子供たちにも危ないので屋根裏部屋は二度と開けずに放置しておくことにした。