Zico Japan初戦

  • "The Grape"には、推定20人ぐらいのJapanサポーターが集結した。日本人がほとんどだが、若干名の外国人Japanese Society会員、わがクラスメートのJohn、Sachiさんの旦那のSteve、さらに、面識のまったくない日の丸の鉢巻をした数名のイギリス人などなど。まずは1杯目の"London Pride"(Aleタイプのビールで僕のお気に入り)を流し込み、大型TVの前に陣取って気勢を上げる。前半26分、キーパー・チャージっぽい怪しいゴールで先制するが、全体的に終始押され気味の展開にストレスが募る。前半はそのまま追加点なく終了し、ハーフタイムに2杯目の"Kronenbourg"。後半も相変わらずの試合展開で決定的な場面に決めきれなかったりそれ以上に何度もゴールを脅かされて溜息と安堵の繰り返し。
  • 悪夢は安堵の拍手の直後から始まった。川口のナイスセーブでゴールを阻んだ直後、気がついたらゴールネットが揺れていた。この試合勝たなきゃあとの展開が厳しくなるので、何としても勝ち越してほしい。ところがその願いも束の間、2点目はオーストラリアに入る。最後の願いのロスタイムにもダメ押しの3点目。我々はPubでしばし愚痴りあったあと、トボトボとうな垂れながら帰路に着いたのであった。これで決勝T進出はかなり厳しい状況となったが、クロアチア戦、ブラジル戦もみんなで集まって応援しよう。異国の地、そしてサッカーの故郷で(TV観戦だけど)日本代表を応援できる機会ってもうなかなかないだろうと思うからである。