エディンバラ紀行(番外編)

mi-san20042006-04-09

  • 「キルト」について:スコットランドの伝統といえばすぐに思い出すのが「バグパイプ」と「キルト」だ。僕には妹が3人いて(あと弟1人)、少女マンガが転がっている環境で育ったので、「キャンディ・キャンディ」など全巻読んで筋もほぼ覚えている。アードレー家のルーツはスコットランドのようで、キャンディとアンソニー(「丘の上の王子様」)の最初の出会いの場面で、アンソニーはキルトの正装にバグパイプで登場したはずであった。
  • 今回のエディンバラ旅行で、キルト姿の男性を初めて見た。ほとんどはエディンバラ城の案内係のおじさんかバグパイプストリートミュージシャンだったのだが、1人だけ「一般人」がいた(気のせいだろうか)。それにしても、アタマでは「伝統的な民族衣装だ」と分かっていても、(アンソニーのような美少年ではなく)ひげ面の太ったおじさんがチェックのスカートから脛毛を出しているのを見ると、どうしても「変わった趣味」に見えてしまうのであった。
  • スコットランド紙幣:買い物をして20ポンド紙幣を渡すと、5ポンドや10ポンドの「スコットランド紙幣」が返ってきて驚く。他に「1ポンド紙幣」もあるのだそうだがこれはお目にかかれなかった。イングランドでも普通に使えるそうだが記念にとっておきたいですね。
  • スコットランド議会:2004年にできたばかりの新議会棟は、古い建物ばかりの「世界遺産エディンバラの中で、ホリールード宮殿の隣で異彩を放っている。連合王国に対するスコットランド議会ってどのぐらいの権力(権限)を持っているのだろうか。せっかくなのでスコットランド史とともに少し勉強しておきたい。
  • スコティッシュ訛り:地元の人の会話を聞くとやっぱり聴き取りにくいが、こっちの先入観かもしれない。というのは人に何かを尋ねて返ってきた返答を聞いて僕が「スコティッシュ訛りで分かりにくかった」というとKumiが「そんなことない。いつもよりずっと聴き取りやすい」というのだ。僕の先入観なのかKumiの耳がスコットランド人なのか...。
  • ユウの記録癖:ユウは旅行中、毎晩ホテルの部屋でメモ帳を取り出して「旅行記」をつけていた(「まちのなかには○○がありました」「Edinburgh Castleはおおきくて、ろうやがありました」...)。きっと5年後ぐらいにブログを始めるに違いない。ユウの質問「そういえば聞くのわすれてたんだけど、エディンバラのおしろは勝ったの?負けたの?」。負けてイングランドに併合されたのです。